あすか信用組合の不動産投資ローンは、融資割合70%〜80%、共同担保があれば全額を借りられる商品です(2026年6月時点の審査の目安)。審査の目安は、東京都か埼玉県に住み、1都3県の物件を買う人です。このページでは、金利・融資期間・借りる人の条件などを、項目ごとの表にまとめています。
表の中で「※」を付けた内容は、2026年6月時点の審査の目安です。付けていない内容は、あすか信用組合の公表資料(2025年10月1日現在)です。四半期ごと(次回は2027年1月)と、金利や条件が変わったときに更新します。
| 表の表示 | 情報の時点 |
|---|---|
| ※ | 2026年6月時点の審査の目安 |
| 表示なし | 公表資料(2025年10月1日現在) |
ほかの金融機関と、融資割合・金利・融資期間・エリアを並べて比べるときは、不動産投資ローンの金融機関一覧を見てください。
あすか信用組合の特徴
- 信用組合(組合員になって利用する、地域の協同組織の金融機関)です。借りるには組合員になり、出資金を払います
- 融資割合は70%〜80%で、共同担保があれば全額も検討できます。自己資金が必要です(目安)
- あすか信用組合は、既存の借入をマイナスに評価しません(目安)
- 融資期間は35年以内で、建物の残りの耐用年数以内です。目安では法定耐用年数を基準に見ます
- 2026年9月24日から、融資営業部が東京都港区芝大門の新本店ビルで営業しています
融資条件の早見表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 融資割合 | ※70%〜80%(共同担保があれば全額も可) |
| 自己資金 | ※必要 |
| 金利 | 年2.2%〜3.5%(変動金利) |
| 金利(審査) | ※2.3%〜2.8%(属性、物件による) |
| 融資期間 | 35年以内(建物の経済的残存耐用年数の範囲内) |
| 融資期間(審査) | ※法定耐用年数を基準に見る |
| 融資額 | 300万円〜3億円 |
| 年収 | 前年度の税込年収700万円以上 |
| 年収(審査) | ※規定なし |
| 物件のエリア | ※1都3県 |
| 住まい | ※東京都、埼玉県 |
| 事務手数料 | 融資金額の1.0%(税別) |
| 事務手数料(審査) | ※融資額の1%(税込) |
| 完済年齢 | 完済時80歳未満 |
| 完済年齢(審査) | ※個人は81歳 |
| 組合員 | 加入が必要(出資金を払う) |
目安の金利は2026年6月時点です。その後の金利引き上げは反映していません。
向いている人・合いにくい人
向いている人
この表は、すべて2026年6月時点の審査の目安です。
| どのような人か | 理由 |
|---|---|
| 東京都か埼玉県に住み、1都3県の物件を買う人 | 審査の目安のエリアに入る |
| 既に借入があり、買い増しを考えている人 | 既存の借入がマイナス評価にならない |
| 共同担保に出せる不動産を持っている人 | 共同担保があれば全額も可 |
| 劣化対策等級を取得した木造を買う人 | 等級を取得した木造は、基準の年数が30年になる |
合いにくい人
| どのような人か | 理由 |
|---|---|
| 自己資金を用意できない人 | ※融資割合が70%〜80%で、自己資金が必要 |
| 東京都・埼玉県の外に住む人 | ※審査の目安の住まいのエリアから外れる |
| 1都3県の外の物件を買う人 | ※審査の目安の物件エリアから外れる |
| 営業地域に住まず、勤めてもいない人 | 対象は営業地域に住むか勤める人 |
| 借入時に55歳以上で、長い期間を組みたい人 | 完済時80歳未満のため、24年以下になる |
向いている人でも、積算評価額(土地と建物の値段を積み上げた評価額)が売出価格の80%を下回る物件を80%の融資割合で買うと、借入が積算評価額を上回ります。借入が積算評価額を上回ったときにバランスシートがどうなるかは、「積算・BSで見たときの注意」で示します。
あすか信用組合で融資が出ると提案された物件の積算割合と、買った後の修正後BSを、無料相談で一緒に確かめられます。これから1棟目を探す方も、金融機関が見る評価から、どのような物件を購入すべきかを相談できます。
2026年の主な変更
| 日付 | 変わったこと |
|---|---|
| 2026年9月24日 | 不動産投資ローンの窓口(融資営業部)が、港区芝大門の新本店ビルに移った |
対象エリア
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ローンの営業地域 | 東京都・埼玉県・北海道・青森県・秋田県・岩手県・宮城県・福島県 |
| 住まい・勤務先 | 営業地域に住むか勤める人。法人・個人事業主は営業地域に事業所 |
| 住まい(審査) | ※東京都、埼玉県 |
| 物件のエリア(審査) | ※1都3県 |
| 組合員の資格 | 東京都・埼玉県・北海道・東北6県に住むか勤める人、事務所を持つ人 |
首都圏の店舗は、東京都内と埼玉県の大宮支店です。不動産投資ローンの窓口は、融資営業部です。
出典:あすか信用組合「不動産投資ローン」/同「信用組合・組合員」/同「店舗一覧」
金利・手数料
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 金利の種類 | 変動金利(年2回見直し) |
| 金利 | 年2.2%〜3.5% |
| 金利(審査) | ※2.3%〜2.8%(属性、物件による) |
| 事務手数料 | 融資金額の1.0%(税別) |
| 事務手数料(審査) | ※融資額の1%(税込) |
| 繰上返済手数料 | 借入から3年以内は、繰上返済額の1.0% |
| 返済方法 | 元金均等か元利均等(当初6か月以内の元金据置も可) |
| 団体信用生命保険 | 加入不要(永住権のない外国籍の人は加入) |
| 遅延損害金 | 年14.5% |
| その他の費用 | 印紙代・登記費用などの実費 |
借入から3年以内に繰上返済すると、繰上返済額の1.0%がかかります。目安の金利(2.3%〜2.8%)は2026年6月時点で、その後の金利引き上げは反映していません。金融機関の種類ごとの金利水準は、不動産投資の金利相場で書いています。
融資期間
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 融資期間 | 35年以内(建物の経済的残存耐用年数の範囲内) |
| 期間の基準 | ※法定耐用年数を基準に見る |
| 木造の基準 | ※22年(劣化対策等級の取得で30年) |
| 鉄骨造の基準 | ※19年〜34年 |
| RC造の基準 | ※47年 |
| 年齢の上限 | 完済時80歳未満(50歳なら最長29年、55歳なら最長24年) |
融資期間は35年が上限です。中古の物件は、建物の残りの耐用年数で短くなります。融資期間が短くなると、同じ借入でも毎月の返済が増えます。
融資割合・担保
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 融資割合 | ※70%〜80% |
| 共同担保がある場合 | ※全額も可 |
| 自己資金 | ※必要 |
| 融資額 | 300万円〜3億円 |
| 永住権のない外国籍の人 | 300万円〜5,000万円 |
| 審査の進め方 | ※案件ごとに個別に判断 |
| 担保 | 物件に第1順位の抵当権か根抵当権 |
| 保証人 | 不要 |
| 家賃の入金口座 | 原則、本人名義のあすか信用組合の口座 |
借りる人の条件
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 年収 | 前年度の税込年収(自営業は申告所得)700万円以上の安定した収入 |
| 年収(審査) | ※規定なし |
| 住まい・勤務先 | 営業地域に住むか勤める |
| 住まい(審査) | ※東京都、埼玉県 |
| 年齢 | 借入時20歳以上、完済時80歳未満 |
| 完済年齢(審査) | ※個人は81歳 |
| 外国籍の人 | 永住権がない人は、融資額5,000万円まで |
| 既存の借入 | ※マイナス評価にならない |
| 組合員 | 加入が必要(出資金は1口1,000円、おおむね1万円から) |
融資期間の上限は、次の式です。
融資期間の上限 = 79歳 − 借入時の年齢(最長35年)
完済時80歳未満のため、79歳で完済する計算です。例えば50歳で借りると、上限は29年です。
既存の借入がマイナス評価にならない目安は、既に借入がある人が2棟目以降の融資を受けるときに役立ちます。2棟目以降の金融機関を開拓する順番は、不動産投資の融資|銀行開拓で書いています。
出典:あすか信用組合「不動産投資ローン」/同「信用組合・組合員」
対象になる物件・ならない物件
対象になる物件
資産形成を目的とする収益不動産が対象です。
| 種類 | 使い道 |
|---|---|
| アパート・マンション | 購入・建築・増改築・借換え |
| 賃貸ビル | 購入・建築・増改築・借換え(事務所・店舗、併用を含む) |
| ソシアルビル | 対応可 |
| 親族間売買 | 対応可 |
対象外・注意が必要な物件
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 1都3県の外の物件 | ※審査の目安の物件エリアから外れる |
| 建物の残りの耐用年数が短い物件 | 融資期間は経済的残存耐用年数の範囲内 |
| 共同担保なしの全額融資 | ※融資割合は70%〜80% |
積算・BSで見たときの注意
あすか信用組合の融資割合は70%〜80%です(目安)。融資割合が80%のとき、積算割合(積算評価額÷売出価格)が80%を下回る物件では、借入が積算評価額を上回ります。
共同担保を入れて全額を借りると、積算割合が100%を下回る分だけ、借入が積算評価額を上回ります。上回った分だけ、保有物件を積算評価額に置き直したバランスシート(修正後BS)で純資産が減り、次の1棟の融資を受けにくくなります。
筆者は、まず積算割合80%以上の物件に絞り、そのうえで借入を積算評価額の内側に収められるかで買うかを決めています。業者から物件の提案を受けたら、次の1つを聞いてください。
「この物件の積算評価はいくらですか」
答えが売出価格の80%に届かなければ、筆者は融資が出ても買いません。80%を線にしている理由と、業者の答えを検算する方法は収益物件の選び方で、全額を借りたときに債務超過になる仕組みはフルローンとはで書いています。
よくある質問
Q. 組合員でなくても借りられますか。
借りられません。借りるには組合員になる必要があります。出資金は定款上1口1,000円で、おおむね1万円から利用できます。
Q. 金利はいくらで借りられますか。
公表資料では、年2.2%〜3.5%の変動金利です(2025年10月1日現在)。2026年6月時点の審査の目安は2.3%〜2.8%で、属性と物件によって決まります。その後の金利引き上げは反映していません。
Q. 年収の条件はありますか。
公表資料では、前年度の税込年収700万円以上です。2026年6月時点の審査の目安では、年収の規定はありません。申し込む前に、自分に当てはまる条件を確認してください。
更新履歴
| 日付 | 内容 |
|---|---|
| 2026年10月3日 | 公開。公表資料は2025年10月1日現在、審査の目安は2026年6月時点 |
| 2026年10月8日 | 金融機関の一覧(比較表)へのリンクを追加。著者表示と無料相談の案内を、サイト共通の文に合わせた |
この記事の条件は、あすか信用組合の公表内容と、2026年6月時点の審査の目安をまとめたものです。審査は個別に行われ、条件は変わります。申し込む前に、最新の条件をあすか信用組合に確認してください。
この記事を書いた人:本業を持ちながら、収益物件を複数保有しています。宅地建物取引士・相続診断士。150人以上の資産拡大を支援してきました。自分の1棟目は、買った時点で借入が評価額を上回っていました(実質債務超過)。
このサイトでは、積算評価をもとにした物件の判断基準を発信しています。
無料相談では、金融機関の目線でバランスシートを引き直し、今後の拡大戦略を一緒に考えます。業者から提案を受けた物件の無料査定や、判断のセカンドオピニオンも行っています。まず60分でお話を伺います。
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