オリックス銀行の不動産投資ローン|金利・融資期間・条件の一覧

オリックス銀行の不動産投資ローンの融資期間の目安:鉄骨造は築10年で35年、築20年で25年、築30年で15年 金融機関

オリックス銀行の不動産投資ローンは、物件の評価次第で購入価格の90%〜全額を借りられる商品です(2026年6月時点の審査の目安)。審査の目安は、年収700万円以上の会社員と公務員です。このページでは、金利・融資期間・借りる人の条件などを、項目ごとの表にまとめています。

表の中で「※」を付けた内容は、2026年6月時点の審査の目安です。付けていない内容は、オリックス銀行の公表資料(2026年10月1日現在)です。四半期ごと(次回は2027年1月)と、金利や条件が変わったときに更新します。

表の表示情報の時点
※2026年6月時点の審査の目安
表示なし公表資料(2026年10月1日現在)

ほかの金融機関と、融資割合・金利・融資期間・エリアを並べて比べるときは、不動産投資ローンの金融機関一覧を見てください。

オリックス銀行の特徴

  • 物件を家賃収入から評価するため、購入価格の90%〜全額の融資を検討できます(目安)
  • 審査の目安は、年収700万円以上の、上場企業かそれに準ずる企業の会社員と公務員です
  • 借りられる総額は、年収の10倍から既存の借入を引いた額までです(目安)
  • 融資期間は「構造ごとの年数−築年数」で決まり、最長35年です(目安)
  • 2026年8月に大和証券グループの銀行の完全子会社になり、10月に基準金利が0.25%上がりました

融資条件の早見表

項目内容
融資割合※購入価格の90%〜全額(物件の評価次第)
評価方法※収益還元評価(家賃収入から価値を計算する方法)
金利変動金利。店頭表示金利は年4.425%
融資期間最長35年
融資額2,000万円〜2億円
年収※700万円以上(上場企業などの会社員、公務員)
借りられる総額※年収×10−既存の借入
物件のエリア※1都3県の圏央道の内側
住まい日本国内
事務手数料借入金額の2.20%以内(税込)
完済年齢最終返済時85歳未満

向いている人・合いにくい人

向いている人

この表は、すべて2026年6月時点の審査の目安です。

どのような人か理由
年収700万円以上の、上場企業などの会社員・公務員審査の対象に入る
購入価格の9割〜全額を借りたい人融資割合が90%〜全額
築10年までの鉄骨造、築20年までのRC造を買う人融資期間が最長の35年になる(49歳以下で借りる場合)

合いにくい人

どのような人か理由
既存の借入が、年収の10倍に近い人※借りられる総額は年収×10−既存の借入まで
圏央道の外の物件を買う人※審査の目安のエリアから外れる
築20年以上の木造を買う人※融資期間が20年以下になる
洪水の浸水想定が10m以上の地域の物件を買う人※対象外
借入時に60歳以上の人申し込めるのは借入時60歳未満

向いている人でも、積算評価額(土地と建物の値段を積み上げた評価額)が購入価格を下回る物件を全額の融資で買うと、買った後のバランスシートが悪くなります。バランスシートが悪くなる仕組みは、「積算・BSで見たときの注意」で示します。

オリックス銀行で融資が出ると提案された物件の積算割合と、買った後の修正後BSを、無料相談で一緒に確かめられます。これから1棟目を探す方も、金融機関が見る評価から、どのような物件を購入すべきかを相談できます。

2026年の主な変更

日付変わったこと
2026年8月3日大和ネクスト銀行(大和証券グループ)の完全子会社になった。契約中の商品はそのまま使え、商号も当面続く予定
2026年9月30日名古屋オフィスの営業を終えた。他のオフィス、ウェブサイト、電話で対応する
2026年10月1日基準金利(短期プライムレート)を年2.425%から年2.675%に上げた。借りている人の金利は、2027年1月以降の返済から上がる

出典:オリックス銀行「大和ネクスト銀行による当社株式の取得完了に関するお知らせ」/同「名古屋オフィス営業終了のお知らせ」/同「短期プライムレートの引き上げについて」

対象エリア

項目内容
物件のエリア首都圏・近畿圏・名古屋市・福岡市(中心部まで公共交通でおおむね、東京は1.5時間、大阪は1時間以内)
審査の目安※1都3県の圏央道の内側
住まい日本国内。住宅ローンプラザに来社できること

金利・手数料

項目内容
金利の種類変動金利のみ(年2回見直し)
適用される金利借入日の店頭表示金利
店頭表示金利年4.425%
基準金利年2.675%(短期プライムレート)
見直しの時期4月1日と10月1日(7月・翌年1月の返済から反映)
返済額の見直し5年ごと。増えても前の返済額の1.25倍まで
事務手数料借入金額の2.20%以内(税込)
繰上返済の解約金借入から1年以内2.00%/3年以内1.50%/5年以内1.00%/5年超0.50%(繰上返済する元金に対して)
期間短縮の手数料11,000円(税込)
団体信用生命保険加入が必須。保険料は銀行が負担(内容により金利に上乗せ)

物件を売って全額を返すときも、繰上返済の解約金がかかります。金融機関の種類ごとの金利水準は、不動産投資の金利相場で書いています。

出典:オリックス銀行「金利一覧」/同「借入金利と返済方法」/同「不動産投資ローン 商品説明書」

融資期間

構造融資期間
木造※40年−築年数(最長35年)
鉄骨造※45年−築年数(最長35年)
RC造※55年−築年数(最長35年)
年齢の上限最終返済時85歳未満(50歳なら最長34年、55歳なら最長29年)

築年数別の早見表(目安・単位:年)

築年数051015202530
木造35353025201510
鉄骨造35353530252015
RC造35353535353025

木造は築5年まで、鉄骨造は築10年まで、RC造は築20年まで35年が目安です。融資期間が短くなると、同じ借入でも毎月の返済が増えます。

融資割合・評価方法

項目内容
融資割合※購入価格の90%〜全額
評価方法※収益還元評価
融資額2,000万円〜2億円(10万円単位)
融資額の範囲購入価格・建築価格の範囲内、かつ担保評価額の範囲内。諸費用は自己資金
本部の審査※借入が1.5億円を超えると本部の審査になる
担保物件に第1順位の抵当権。建物は火災保険に加入

借りる人の条件

項目内容
年収前年の税込年収500万円以上
年収(審査)※700万円以上
勤務先※上場企業かそれに準ずる企業、公務員
勤続年数原則3年以上(自営業は営業開始後3年以上)
年齢借入時20歳以上60歳未満
借りられる総額※年収×10−既存の借入
退職金※受け取り済みは金融資産として評価。受け取る前でもプラスに見る
返済の履歴直近1年以内に、住宅ローンなどの延滞がない
団体信用生命保険加入できること
共有者原則、連帯債務者か連帯保証人になる

借りられる総額の上限は、次の式です(目安)。

借りられる総額の上限 = 年収 × 10 − 既存の借入

例えば年収1,000万円で既存の借入が3,000万円なら、上限は7,000万円です。1棟目で7,000万円を借りると、オリックス銀行で借りられる残りは0円になります。2棟目以降の金融機関を開拓する順番は、不動産投資の融資|銀行開拓で書いています。

出典:オリックス銀行「不動産投資ローン 商品説明書」

対象になる物件・ならない物件

対象になる物件

本人が所有し、住まいとして貸す物件が対象です。

種類使い道
アパート購入・建築・建築用地の購入(建築計画がある場合)・借りかえ
マンション購入・借りかえ(専有面積40㎡以上)
一戸建て購入・借りかえ

対象外・注意が必要な物件

項目内容
洪水の浸水想定が10m以上※対象外
高潮・津波の浸水想定※10m以下なら対象
圏央道の外の物件※審査の目安のエリアから外れる
専有面積40㎡未満のマンション対象外

出典:オリックス銀行「不動産投資ローン 商品説明書」

積算・BSで見たときの注意

オリックス銀行は物件を収益還元評価で見るため(目安)、積算評価額が購入価格を下回る物件にも、全額の融資が出ることがあります。

全額の融資で買うと、積算割合(積算評価額÷売出価格)が100%を下回る分だけ、借入が積算評価額を上回る計算です。上回った分だけ、保有物件を積算評価額に置き直したバランスシート(修正後BS)で純資産が減り、次の1棟の融資を受けにくくなります。

筆者は、まず積算割合80%以上の物件に絞り、そのうえで借入を積算評価額の内側に収められるかで買うかを決めています。業者から物件の提案を受けたら、次の1つを聞いてください。

「この物件の積算評価はいくらですか」

答えが売出価格の80%に届かなければ、筆者は融資が出ても買いません。80%を線にしている理由と、業者の答えを検算する方法は収益物件の選び方で、全額を借りたときに債務超過になる仕組みはフルローンとはで書いています。

よくある質問

Q. 年収700万円未満でも申し込めますか。

申し込めます。公式の対象は、前年の税込年収500万円以上です。ただし筆者は、審査の目安(年収700万円以上)に入らなければ、申し込みを勧めません。

Q. 金利はいくらで借りられますか。

公式には、借入日の店頭表示金利が適用されます。2026年10月1日現在は年4.425%で、同じ日に基準金利が0.25%上がりました。

Q. 大和証券グループに入ったことで、借りている人に何か変わりますか。

現時点で手続きは不要です。オリックス銀行は2026年8月3日に、契約中の商品とサービスは引き続き使え、商号も当面続く予定だと公表しています。

更新履歴

日付内容
2026年10月3日公開。公表資料は2026年10月1日現在、審査の目安は2026年6月時点
2026年10月8日金融機関の一覧(比較表)へのリンクを追加。著者表示と無料相談の案内を、サイト共通の文に合わせた

この記事の条件は、オリックス銀行の公表内容と、2026年6月時点の審査の目安をまとめたものです。審査は個別に行われ、条件は変わります。申し込む前に、最新の条件をオリックス銀行に確認してください。


この記事を書いた人:本業を持ちながら、収益物件を複数保有しています。宅地建物取引士・相続診断士。150人以上の資産拡大を支援してきました。自分の1棟目は、買った時点で借入が評価額を上回っていました(実質債務超過)。

このサイトでは、積算評価をもとにした物件の判断基準を発信しています。

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