千葉銀行のアパートローン|金利・融資期間・条件の一覧

千葉銀行のアパートローンの主な条件:個人向けは金利選択型アパートローン、融資割合は基本90%、評価方法は積算評価と収益還元法、金利年1.5%〜1.8% 金融機関

千葉銀行の融資割合は基本90%で、共同担保があれば全額も検討します(2026年6月時点の審査の目安)。個人向けの商品は賃貸用不動産を複数持たない人が対象で、審査の目安は年収1,500万円以上・1都3県に住む人です。このページでは、金利・融資期間・借りる人の条件などを、項目ごとの表にまとめています。

表の中で「※」を付けた内容は、2026年6月時点の審査の目安です。付けていない内容は、千葉銀行の公表資料(2026年10月3日に確認)です。四半期ごと(次回は2027年1月)と、金利や条件が変わったときに更新します。

表の表示情報の時点
※2026年6月時点の審査の目安
表示なし公表資料(2026年10月3日に確認)

ほかの金融機関と、融資割合・金利・融資期間・エリアを並べて比べるときは、不動産投資ローンの金融機関一覧を見てください。

千葉銀行の特徴

  • 個人向けの「金利選択型アパートローン」は、今回の物件を含め、賃貸用不動産を複数持たない人が対象です
  • 物件を積算評価(土地と建物の値段を積み上げる評価)と収益還元法(家賃収入から価値を計算する方法)で見て、融資割合は基本90%です。共同担保があれば全額も検討できます(目安)
  • 審査の目安は、年収1,500万円以上で、1都3県に住む人です
  • 融資期間の目安は構造ごとの年数で、RC造は47年、木造は22年です(個人向けのアパートローンは最長35年)
  • 2026年3月に千葉興業銀行と経営統合の最終合意をし、2027年4月1日に持株会社を設立する予定です

融資条件の早見表

項目内容
個人向けの商品金利選択型アパートローン。今回の物件を含め、賃貸用不動産を複数持たない人
融資割合※基本90%(共同担保があれば全額)
評価方法※積算評価と収益還元法
金利※年1.5%〜1.8%(2026年6月時点。その後の金利引き上げは未反映)
金利の種類変動金利か固定金利を選ぶ
融資期間※構造ごと(木造22年、鉄骨造19年〜34年、RC造47年)
融資期間(アパートローン)1年以上35年以内
融資額(アパートローン)1億円以内
年収※1,500万円以上
物件のエリア※1都3県
住まい※1都3県
完済年齢※個人は81歳まで。法人は制限なし
完済年齢(団体信用生命保険を付ける場合)最終返済時75歳未満

「※」の条件は、法人で借りる場合も含む審査の目安です。個人で2棟目以降を借りる形は、千葉銀行に確認してください。

向いている人・合いにくい人

向いている人

どのような人か理由
年収1,500万円以上・1都3県に住み、賃貸用不動産をまだ持たない個人審査の目安と、アパートローンの対象に入る
1都3県の物件を買う人※物件のエリアに入る
自宅など、賃貸用でない不動産を共同担保に入れられる人※全額の融資も検討できる
法人でRC造を長い期間で借りたい人※RC造は47年。法人は完済年齢の制限がない

合いにくい人

どのような人か理由
賃貸用不動産を既に持つ個人アパートローンは、今回の物件を含め複数持たない人が対象
年収1,500万円未満の人※審査の目安に届かない
1都3県の外に住む人、外の物件を買う人※エリアから外れる
土砂災害特別警戒区域の物件を買う人※対象外
共同担保がなく、購入価格の1割を用意できない人※融資割合は基本90%
借入時70歳以上で、団信(団体信用生命保険)を付けたい人団信を付けられるのは借入時70歳未満

向いている人でも、積算評価額が購入価格を下回る物件を全額の融資で買うと、買った後のバランスシートが悪くなります。バランスシートが悪くなる仕組みは、「積算・BSで見たときの注意」で示します。

千葉銀行で融資が出ると提案された物件の積算割合と、買った後の修正後BSを、無料相談で一緒に確かめられます。これから1棟目を探す方も、金融機関が見る評価から、どのような物件を購入すべきかを相談できます。

2026年の主な変更

日付変わったこと
2026年3月25日千葉興業銀行と経営統合の最終合意をした。2027年4月1日に持株会社「ちばフィナンシャルグループ」を設立する予定
2026年8月3日短期プライムレートを年2.500%から年2.750%に上げた
2026年9月30日千葉興業銀行と、経営統合の株式移転計画を作った
2026年11月2日短期プライムレートを年2.750%から年3.000%に上げる予定(9月25日公表)

経営統合は、共同株式移転で両行が持株会社の完全子会社になる形です。2026年12月23日の両行の臨時株主総会で、承認を得る予定です。短期プライムレートに連動する借入では、千葉銀行が変更日以降の利息支払日から変更後の金利を適用します。金利選択型アパートローンの変動金利は、ローン基準金利で年2回見直します。

出典:千葉銀行「千葉興業銀行との共同持株会社設立(共同株式移転)に関する最終契約締結について」/同「共同持株会社設立(共同株式移転)に関する株式移転計画書作成について」/同「短期プライムレートの引き上げについて」(2026年6月18日)/同「短期プライムレートの引き上げについて」(2026年9月25日)

対象エリア

この表は、すべて2026年6月時点の審査の目安です。

項目内容
物件のエリア1都3県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)
住まい1都3県

金利・手数料

項目内容
金利(目安)※年1.5%〜1.8%(属性、固定期間による)
目安の時点2026年6月。その後の金利引き上げは反映していない
金利の種類変動金利か固定金利。借入期間中に変更できる
固定金利の期間3年・5年・10年(途中で選び直す場合は3年・5年・7年)
変動金利の見直し年2回。4月1日と10月1日のローン基準金利で、6月・12月の返済日の翌日から
返済額の見直し変動金利は5年ごと。増えても前の返済額の1.25倍まで
保証の事務取扱手数料借入500万円以下33,000円、500万円超55,000円(税込)
保証料借入100万円あたり4,580円(5年)〜20,688円(35年)
繰上返済の手数料33,000円(変動金利の期間中、固定金利の期間終了時)
条件変更の手数料33,000円(税込)
団体信用生命保険保険料は銀行が負担
融資手数料(目安)※77,000円(税込。借りる形による)

手数料の行のうち「※」のないものは、金利選択型アパートローンの公表内容です。

金融機関の種類ごとの金利水準は、不動産投資の金利相場で書いています。

出典:千葉銀行「金利選択型アパートローン」

融資期間

構造融資期間
木造※22年(劣化対策等級を取得した場合30年)
鉄骨造※19年〜34年
RC造※47年
アパートローン1年以上35年以内
年齢の上限※個人は完済時81歳まで(50歳なら最長31年)。法人は制限なし
年齢の上限(団信を付ける場合)最終返済時75歳未満

鉄骨造の年数は、鋼材の厚さで変わります。目安の年数は、構造ごとの法定耐用年数と同じ考え方です。中古の物件で築年数がどう扱われるかは、申し込む前に千葉銀行に確認してください。

RC造の目安の47年は、個人向けのアパートローンの上限(35年)を超えます。借りる形で上限が変わるため、申し込む前に千葉銀行に確認してください。

融資割合・評価方法

項目内容
融資割合※基本90%
共同担保がある場合※全額も可
評価方法※積算評価と収益還元法
融資額(アパートローン)1億円以内(10万円単位)
使い道(アパートローン)賃貸物件の新築・購入(中古を含む)・増改築と、それに伴う諸費用
担保原則、融資の対象の物件に第1順位の抵当権

借りる人の条件

項目内容
年収※1,500万円以上
収入原則として安定した収入があること
住まい※1都3県
年齢借入時18歳以上(団信を付ける場合は70歳未満)
完済年齢※個人は81歳まで。法人は制限なし
完済年齢(団信を付ける場合)最終返済時75歳未満
保有物件(アパートローン)今回買う物件を含め、賃貸用不動産を複数持たないこと
保証保証会社の保証が付き、保証料がかかる

個人で借りる場合の融資期間の上限は、次の式です(目安)。

融資期間の上限(個人) = 81歳 − 借入時の年齢

例えば50歳で借りるなら、上限は31年です。

個人向けのアパートローンは、賃貸用不動産を複数持たない人が対象です。1棟目の後に借りる金融機関を開拓する順番は、不動産投資の融資|銀行開拓で書いています。

出典:千葉銀行「金利選択型アパートローン」

対象になる物件・ならない物件

対象になる物件

賃貸を目的とした物件が対象です。

種類使い道
アパート・貸家・賃貸マンション新築・購入(中古を含む)・増改築
賃貸用の店舗・事務所新築・購入(中古を含む)・増改築
諸費用付帯設備工事・火災保険料・保証料など

対象外・注意が必要な物件

項目内容
土砂災害特別警戒区域の物件※対象外
1都3県の外の物件※エリアから外れる
2つ目以降の賃貸用不動産(アパートローン)今回の物件を含め、複数持つ人は対象外

出典:千葉銀行「金利選択型アパートローン」

積算・BSで見たときの注意

千葉銀行は物件を積算評価と収益還元法の両方で見ます(目安)。積算割合(積算評価額÷売出価格)が低い物件は、積算評価が購入価格に届きません。

共同担保を入れて全額を借りると、物件の積算評価額を上回って借りる分が出ることがあります。上回った分だけ、保有物件を積算評価額に置き直したバランスシート(修正後BS)で純資産が減り、次の1棟の融資を受けにくくなります。

筆者は、まず積算割合80%以上の物件に絞り、そのうえで借入を積算評価額の内側に収められるかで買うかを決めています。業者から物件の提案を受けたら、次の1つを聞いてください。

「この物件の積算評価はいくらですか」

答えが売出価格の80%に届かなければ、筆者は融資が出ても買いません。80%を線にしている理由と、業者の答えを検算する方法は収益物件の選び方で、全額を借りたときに債務超過になる仕組みはフルローンとはで書いています。

よくある質問

Q. 金利はいくらで借りられますか。

目安は年1.5%〜1.8%で、属性と固定期間で変わります。2026年6月時点の目安で、その後の金利引き上げは反映していません。

Q. 2棟目以降でも、金利選択型アパートローンを使えますか。

使えません。今回買う物件を含めて、賃貸用不動産を複数持たない人が対象です。既に賃貸物件を持つ人は、借りる形を千葉銀行に確認してください。

Q. 千葉興業銀行との経営統合で、千葉銀行はなくなりますか。

公表されている予定では、銀行同士の合併ではありません。2027年4月1日に持株会社を設立し、両行はその完全子会社になる予定です。

更新履歴

日付内容
2026年10月3日公開。公表資料は2026年10月3日に確認、審査の目安は2026年6月時点
2026年10月8日金融機関の一覧(比較表)へのリンクを追加。著者表示と無料相談の案内を、サイト共通の文に合わせた

この記事の条件は、千葉銀行の公表内容と、2026年6月時点の審査の目安をまとめたものです。審査は個別に行われ、条件は変わります。申し込む前に、最新の条件を千葉銀行に確認してください。


この記事を書いた人:本業を持ちながら、収益物件を複数保有しています。宅地建物取引士・相続診断士。150人以上の資産拡大を支援してきました。自分の1棟目は、買った時点で借入が評価額を上回っていました(実質債務超過)。

このサイトでは、積算評価をもとにした物件の判断基準を発信しています。

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